BIRD SONG JOURNAL / 1年のはじまり

2019.1.17

元旦の奄美の天気予報はくもり。
日の出予報は7時14分。

初日の出が見られるか分からなかったが、ポットに熱い紅茶を入れて高台に車を走らせた。
高台に着いた時には、すでに初日の出を見に来た人達で一杯だった。

東の空を眺めていると、厚い雲の隙間から海に降り注ぐ太陽の光が少しだけ見え始めた。
私達はその光があまりにも神々しくて紅茶を飲みながら、ただただ静かに空を見つめていた。
すると、一筋の太陽の光が強い意志のように真っ直ぐに海に伸び始めた。
眩しいほどの光に目を細ませながら新たな年への想いを巡らせる。

あたり前のようにある日常が、あたり前ではないと気付かされる出来事が時々起こり、そして慌ただしく過ぎる日々。
でも、時には立ち止まり今ある日常に感謝することを忘れないようにしたい。

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